値段を高くして、
期待感を高める！
　
　
　
　
　
【2008年イグ・ノーベル賞受賞研究】
　
1錠10セントの偽薬を飲んだグループと、
1錠2ドル50セントの偽薬を飲んだグループとを比較しました。
　
　
　
　
すると、
　
　
　
　
1錠10セントのグループは、
偽薬にも関わらず、
61％の人たちの痛みが和らぎました。
　
　
　
1錠2ドル50セントのグループは、
偽薬にも関わらず、
85％の人たちの痛みが和らぎました。
　
　
　
　
　
　
☆★大事なこと★☆
　
　
どちらも偽薬なのに痛みが和らいだ。
　
価格が高い＝期待値が大きい程効果があった。
　
　
☆★以上★☆
　
　　
　
　
　
　
皆さんに質問です。

　
痛みが発症したら、
どんな方法で痛みを取り除こうとしますか？
　　
　
　
方法は色々ありますが、
　
　
　
　
薬を飲む。
手術をする。
リハビリをする。
湿布を貼る。
サプリメントを飲む。
治療を受ける。
　
　
　
　
このあたりが、
すぐに思い浮かんだのではないでしょうか。
　
　
　
　
　
しかし、
最も費用がかからず、
効果も凄い方法である、
　
　
　
　
脳を騙す
　
　
　
　
という方法を、
すぐに思い浮かんだ方は
少ないのではないでしょうか。
　
　
　
知ってはいても、優先順位が、
湿布や手術の後だったのではないでしょうか。
　
　
　
　
これは、
もったいないです。
　
　
　
　
痛みが発症したら、
まず最初にやるべき事は、
プラセボ効果を使う（脳を騙す）ことです。
　
　
最初じゃなくても、
他の方法と併用しても構いません。
　
　
　
　
　
プラセボ効果は、
何も薬だけではありません。
　 
　　
　
「痛いけど、すぐに治るから心配しないでおこう」
　　
「治療を受けたから、これから良くなるに決まっている」
　　
「今日はぐっすり眠れたから、体調が良くなる気がする」
　
　
　
　
何でもいいんです。
　
　
　
　
取りあえず、
良い方向へ脳を導いてあげるのです。
　
それも、期待を込めて。心から。
　
　
　
　
　
　
プラセボ効果の反対が、
ノセボ効果。
　
　　
　
　
痛みが発症した際に、
　
「どうなってしまうんだろう…」
　
「うわ！あの辛い腰痛だ…」
　　
「持病が悪化してしまった…」
　
　
　
　
不安や恐怖心で
脳を騙してはいけません。
　
　
　
　
　
『良いように思い込むのはいいけど、
危険な腰痛だったらどうするんだ！』　
　
　
　
　　
　
もちろん、
実際に腰に問題がある痛みの場合は、
悠長に構えている場合ではありません。
　
　
　
　
しかし、ご安心を。
　
　　
　
　
危険な腰痛（レッドフラッグ）は、
めったに起こりません。
　
　
　
　
注意は必要ですが、
身構えすぎるのは逆効果です。
　
　
　
　
　
オーストラリアで行なわれた、
テレビCMを利用したキャンペーンでは、
　
　
　
　
「ほとんどの腰痛は、自然に治りますので、
心配しないで下さい」
　
　
　
　
と放送したんです。
　
　
　
　
　
それで、重症患者さんが増えたり、
腰痛患者さんが増えたのなら問題ですが、
事実は、腰痛患者さんがは減ったのです。
　　
　
　
　
　
　
　
ということで、
　　
　
痛みを和らげる方法は、
色々あるのですが、
　
　　
　
　
　
その一つが、
プラセボ効果（脳を騙す）
　
　
　
期待値が高い程効果が高くなる。
　
　
　
　 
　
お金もかからない、
自分で出来る治療法ですよね！！