腰痛になっても安静にしてはいけません。

安静にして横になっていると、治りが悪くなるばかりか慢性化の原因にもなってしまいます。

　
この地球上の論文で、安静臥位が腰痛に良いという証拠は存在しません。
出来る範囲で、普段通り動かしたり、仕事に行っている方が早く治ることが証明されています。

我々治療する側の人間は、　
これまでの思い込み・迷信を捨てて、「安静にしてください」という患者さんへのアドバイスを即座にやめましょう。

ホームページからも、ブログからも削除した方がよさそうです。
患者さんはネットで調べますので。
　

患者さんは、「ギクッ!」と、腰が痛くなっても、恐れずに普段通りの生活を送りましょう。
もちろん、あまりにおかしな痛みの時は、専門院への受診もお忘れなく。
　

家族友達が、「ぎっくり腰になりました」と不安になっていても、
　
「大丈夫？安静にしてね。お大事に」
　
ではなく、
　
「大丈夫？無理せず動かすようにしてね。大丈夫よ」
　
と、励ましてあげるのが、根拠に基づく腰痛患者さんへの対応です(^^)