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エビデンスとアートの融合:最新の医療アプローチ「EBM」とは?
皆さん、「エビデンス」という言葉を聞いたことがありますか?
最近、医療の世界で注目を集めているこの言葉。
実は私たち患者にとっても、とても重要な意味を持っているのです。
今回は、このエビデンスと、それを活用した最新の医療アプローチ「EBM」について、分かりやすくお伝えしていきます。
- 医療や治療法の選び方に悩んでいる方
- 「エビデンス」や「EBM」という言葉の意味を知りたい方
- より良い医療を受けたいと考えている方
エビデンスとは何か?
エビデンスとは、簡単に言えば「科学的な根拠」のことです。
医療の世界では、ある治療法の効果を証明するために、日々研究が行われています。
その研究で効果が証明されたものを「エビデンスがある」と表現します。
例えば、ある新しい治療法が開発されたとします。
その治療法で多くの患者さんが回復したとしても、それだけでは十分ではありません。
なぜなら、人間には自然治癒力があり、他の要因で回復する可能性もあるからです。
そこで、医療の世界では比較研究が行われます。
新しい治療法を受けるグループ、偽の治療を受けるグループ、別の治療を受けるグループなどを設定し、効果を比較します。
このような厳密な研究を通じて、本当に効果のある治療法が選別されていくのです
EBM(Evidence-Based Medicine)とは?
EBMとは、「根拠に基づく医療」と訳されますが、単にエビデンスだけを重視するものではありません。
EBMは、以下の4つの要素を統合した医療アプローチです。
エビデンス(科学的根拠)
患者さんの価値観
患者さんの状況・背景
医師の技術
つまり、EBMは科学的根拠を重視しつつ、患者さん一人ひとりの状況や希望も考慮に入れる、バランスの取れた医療アプローチなのです。
例えば、ある治療法にエビデンスがあっても、患者さんがその治療を強く嫌がる場合があります。
そんな時、医師は患者さんの気持ちを理解し、別の選択肢を提案したり、丁寧に説明を行ったりします。これが「アート」の部分です。
EBMは、「サイエンスに支えられたアートである」という言葉で表現されることがあります。
科学的根拠と医療者の技術や経験、そして患者さんの個別性を組み合わせた、理想的な医療のあり方と言えるでしょう。
- エビデンスとは科学的根拠のことで、厳密な研究によって証明された治療効果を指す
- EBM(Evidence-Based Medicine)は、エビデンスだけでなく患者さんの価値観や状況、医師の技術も考慮した総合的な医療アプローチである
- 最善の医療は、科学的根拠(サイエンス)と医療者の技術や経験(アート)のバランスが取れたものである
特に、その場で身体の変化を実感できる治療や、丁寧な説明と対話を重視しているのが当院の特徴です。
また、当院のスタッフは医療国家資格だけでなく、心理カウンセラーの資格も保持しています。
科学的根拠と患者さん一人ひとりの価値観を大切にする、バランスの取れた医療を提供する当院で、あなたの健康をサポートさせてください。
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