おはようございます(^^)/

大阪市天王寺区の四天王寺桃谷ここから整骨院です。

「ストレスが多くて体調が悪い」「原因がわからない痛みが続いている」そんな悩みを抱えていませんか？

病院で「異常はない」と言われたのに、なかなか良くならない…。 それはもしかすると、“脳の働き”に関係しているかもしれません。

今回は「ストレスと脳」「ストレスと痛み」の関係をわかりやすく解説しながら、整骨院でできる専門的なアプローチについてご紹介します。

ストレスは「悪者」ではなく「生きるために必要な反応

「ストレス」と聞くと、ほとんどの方が「悪いもの」と思い浮かべるのではないでしょうか？

しかしストレス反応は、本来は私たちを守るために備わった“生存本能”の一部なのです。

たとえば、森の中で突然クマに遭遇したとします。

このとき、脳の中にある「扁桃体（へんとうたい）」という場所がブルッと反応します。

扁桃体は、恐怖や不安などの感情に素早く反応し、体に「危険だ！逃げろ！」という信号を送る役割があります。

そして、

• 心拍数や血圧が上がる

• 呼吸が早くなる

• 筋肉が緊張する といった“戦うか逃げるか”の準備をしてくれます。

これを「闘争・逃走反応（fight-or-flight response）」と呼びます。

つまり、ストレス反応がなければ、私たちは外敵から身を守ることも、緊急時に行動を起こすこともできません。生き残るためには不可欠なのです。

ストレスが続くと、痛みや心の不調が出やすくなる理由

では、なぜ「ストレス＝悪者」というイメージが広がってしまったのでしょうか？

実は、ストレスそのものが悪いのではなく、 「ストレスが長期間にわたって繰り返されること」 「ストレスから回復する時間が取れないこと」 これこそが問題なのです。

私たちの脳には、ストレスに反応する扁桃体と、その興奮を抑える「前頭前野（DLPFC）」という部分があります。

• ストレスが起こる

• 扁桃体が反応する

• 前頭前野が興奮を落ち着かせる

このバランスが保たれていれば、問題は起こりません。

しかし、ストレスが連続して起こると、前頭前野の負担が大きくなり、次第に働きが低下していきます。

すると、

• 不安や怒りが止まらない

• 気持ちが落ち込む

• ずっとイライラしてしまう という「ストレス感情」に支配されてしまうのです。

さらに最近の研究では、 前頭前野の働きが弱まると「痛み」を感じやすくなったり、「回復力」が落ちたりすることも分かってきました。

つまり、

• 治らない腰痛や肩こり

• 何度も繰り返すぎっくり腰

• 薬やマッサージでも改善しないしびれやだるさ

こうした身体の不調の背景には、ストレスによる脳の機能低下が隠れている可能性があるのです。

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