腰痛になっても、安静にしないでください
横になって過ごさないようにしてください

腰痛は世界中で研究されており、信頼出来るガイドライン（手引書）も世界各国で発表されています。

腰痛になった際に、

「無理しないように。安静にしてなさい」

とアドバイスするのは、日本ぐらいのものです。

安静に横になっているグループと、

ストレッチをするグループと、

普段通りの生活を送ってもらうグループに分けた際に、

最も治りが早かったのは、普段通りの生活なのです。

最も治りが悪く、尚かつ慢性化に繋がったのは、安静にしていた人たちだったのです。

このような、安静（安静臥位）が腰痛に悪いという比較研究論文は、数多く発表されています。

腰痛になった際に、安静にした方がメリットがあるという根拠は、地球上に存在しません。（体系的レビュー）

お医者さんがどう言おうが、テレビでどう放送していようが、信頼している先生に言われようが、

腰痛になった際に安静にすることは害なのです。

無理をし過ぎないように、「普段通り」の生活を送りましょう。

もちろん、いけそうなら、仕事にも行った方が回復は早くなります。

さらに言えば、精神的なストレスは痛みを強くさせますので
なるべくリラックスして意識を向け過ぎないようにしながら動かしましょう。

そうすれば、早期回復・慢性化予防に繋がっていきます。