おはようございます(^^)/

ここから整骨院グループです。

長年、腰痛の原因として考えられてきた変形性関節症やヘルニア。
しかし、近年ではこれらの疾患と腰痛の関係性について、新たな見解が示され始めています。

今回は、変形性関節症やヘルニアと腰痛の意外な関係性についてお話します。

骨の変形は痛みに直接関係しない

１　変形性関節症

従来は、変形性関節症の進行に伴い、痛みが強くなると考えられていました。
しかし、近年では、変形性関節症の程度と腰痛の強さに必ずしも比例しないことが明らかになっています。

とある研究では、変形性関症の進行度と痛みの強さを比較したところ、有意な相関関係は見られませんでした。

つまり、関節の軟骨がすり減っていても、必ずしも腰痛を感じるわけではないということです。

２　椎間板ヘルニア

ヘルニアは、神経を圧迫することで、腰痛や脚の痺れなどの症状を引き起こすことが知られています。
しかし、すべてのヘルニアが痛みを引き起こすわけではありません。

腰椎椎間板ヘルニア患者を対象に、ヘルニアの大きさ、
神経圧迫の程度と腰痛の強さを比較したところ、有意な相関関係は見られませんでした。

つまり、ヘルニアが大きかったり、小さかったり、神経を圧迫していても、必ずしも腰痛を感じるわけではないということです。

変形性関節症やヘルニアが腰痛の直接的な原因ではないとすると、腰痛の真犯人は何なのでしょうか？

近年では、腰痛の原因は多様であり、複合的な要因が絡み合っていると考えられています。

主な原因としては、以下のようなものが挙げられます。

・筋力低下　　　　　　腰部や腹部や臀部の筋力が低下すると、

　　　　　　　　　　　背骨や骨盤を支えることができなくなり、腰痛が起こりやすくなる。

・ストレス　　　　　　筋肉を緊張させ、筋肉が固くなり、血流を悪化させることで、

　　　　　　　　　　　腰痛を引き起こすことがあります。
・生活習慣　　　　　　喫煙、疲労、睡眠不足なども腰痛のリスクを高めます。

３　変形性関節症やヘルニアと共存しながら、腰痛を改善する方法

適切な治療や生活習慣の改善によって、手術をやらなくても痛みを改善することは可能です。

・運動　　　　　　　　　　筋力強化や柔軟性を高める運動は、腰痛の改善に効果的。
・リラックス　　　　　　　リラックスすることで、緊張が取れ、痛みや炎症を緩和することができます。
・生活習慣の改善　　　　　適度な運動、禁煙することで、腰痛のリスクを減らすことができます。

変形性関節症やヘルニアと診断された場合でも、決して諦める必要はありません！
専門家と相談しながら、自分に合った治療法を見つけることが大切です。

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