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腰痛でレントゲン撮らなくても良い?腰痛と画像検査の最新情報!
こんにちは!
東大阪市のここから整骨院グループです(*^^*)
普通の腰痛では基本的にレントゲン撮影は不要だとご存じですか?
・背骨の状態が悪い人でも治っている人は沢山いる
診療を行っているとよくこんな声を頂きます。
「背骨のレントゲン撮りに行くか迷っている。」
「背骨が悪いと言われたのですが、私の腰痛は治りますか?」
結論から行きますと
レントゲンは必要なく、背骨の状態が悪くても痛みは改善されます!
そう言ったって昔はたくさん撮っていたじゃないか(-_-)
なんて声が聞こえてきそうですが...
実は最近の医学ではレントゲンやMRIは単純な痛みやコリに対しては
”必要ない”という考え方が主流になっています。
欧米では単純な痛みとコリに対してはレントゲン撮影原則禁止になっており
日本の腰痛診療ガイドラインにもなるべく取らないこと!と記載されています。
レントゲン撮影の必要性が無くなってきたのは
腰痛の状態がどんなに悪くても
痛みと直接結びつかないことが近年分かってきました。
それを証明する研究を紹介します。
1995年にオーストラリアで行われた有名な研究
腰の”痛くない”ボランティアを集い
MRIで背骨の状態を撮影します。
すると、腰の痛くない人の背骨でも
椎間板ヘルニアの人が76%
その他にも背骨の変形があった人は85%もいました。
この研究で「背骨の変形や異常は誰にでもある」ということが分かりました。
この研究は1995年、腰痛分野のノーベル賞 ”ボルボ賞”を受賞しました。
その為、単純な痛みには画像検査は必要なく
もし背骨に異常があったとしても必要以上に心配にならなくても大丈夫です!
しかし、画像検査は必要な腰痛も稀にあります。
それがレッドフラッグです。
レッドフラッグとは
・内臓に異常がある
・明らかな外傷での痛み
・細菌が背骨に感染
レッドフラッグはいつもとは違うような症状が強く現れます。
その場合はすぐに病院を紹介しますので、ご安心ください!
今回の記事をまとめますと、
・背骨の状態が悪い人でも治っている人は沢山いる
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