整体院で施術中に「ボキボキ」音が鳴る経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか？

この音は、キャビテーションと呼ばれる現象で、関節内の液体が気化した時に発生します。

しかし、近年ではこの「ボキボキ」音は必ずしも必要ではなく、むしろリスクの方が大きいという指摘も増えています。

ボキボキ音の本当のリスク

• 関節への負担: 音が鳴る瞬間、関節には1トンの衝撃が加わると言われています。これは、指を鳴らすのと同じくらいの衝撃です。
• 骨の変形・肥大化: 繰り返される衝撃によって、骨は変形したり肥大化したりすることがあります。
• 神経へのダメージ: 首や腰など神経が多く存在する部位では、神経を傷つける可能性があります。
• 脳卒中のリスク: 首を鳴らすことで、頸椎動脈の損傷が起こり、脳卒中を引き起こす可能性があります。

ボキボキ音が鳴る施術の必要性

実際には、関節を鳴らさなくても、筋肉のストレッチやマッサージで十分な効果を得られることがほとんどです。

むしろ、「ボキボキ」音に頼ることで、根本的な問題解決から遠ざかってしまう可能性もあります。

歪みと痛みについて

多くの整体院では、「歪み＝痛み」という考えに基づいて施術が行われています。

しかし、医学的な根拠に基づいたものではなく、むしろ誤解を招く表現と言えます。

実際には、体の痛みは様々な原因によって起こり、「歪み」が直接的な原因であるとは限りません。

ひがし整骨院・ここから整骨院の考え方

ひがし整骨院・ここから整骨院では、「ボキボキ」音鳴らす施術は行っておりません。

患者様の痛みの原因をしっかりと見極め、安全で効果的な施術を提供することを心掛けています。

また、「歪み＝痛み」という誤解を解き、根本的な問題解決を目指した施術を行っています。

まとめ

「ボキボキ」音が鳴る施術は、必ずしも必要ではなく、むしろリスクを伴う可能性があります。

施術を受ける前に、その必要性やリスクについてしっかりと理解することが大切です。

ひがし整骨院・ここから整骨院では、患者様の安全と健康を第一に考え、質の高い施術を提供しています。