【首や腰の骨をバキバキ慣らさない方が良い理由】

整骨院や整体院で、ボキボキ鳴らされて、

「余計に痛くなりました・・・」

「首と肩の痛みが取れなくなりました・・・」

「シビレが残ってしまいました・・・」

と、患者様が相談に来ることが度々あります。

海外では、自分で首を鳴らして死亡した例も報告されています。（本当）
腰のボキボキは、そのような報告はないようですが、首に関しては死亡・後遺症の実例があるのです。
日本の厚生労働省も、鳴らさないようにと勧告しています。
腰はまだ良いとしても首なんて絶対ダメです。
ボキボキ矯正しなくても、楽にはなります。
「なぜ、ボキボキ鳴らしてはいけないのか？」
を説明させて頂きます。

「なぜボキッ！となるの？」

キャピテーションと呼ばれる現象なのですが、
関節内の液体が、気化した時になる音だと言われています。

音が鳴った時、

1トンの衝撃が関節内に伝わっています。

一トンと言う表現は、少々誇張しているとは思いますが、、、

関節内に強い衝撃が走るのは間違いありません。

その衝撃によって、

骨は変形（骨棘の形成）したり肥大化するのです！

関節が破壊されているのです。

指を鳴らしていると、関節内が破壊されるのですが、

その修復のために、骨棘という余分な骨が形成され

指の関節が腫れてきます。

女性は特に注意(´・ω・｀)

指ぐらいならまだいいのですが、、、

神経の束が多くある首などは、

様々な後遺症が出やすくなります。

さらには、脊髄神経がやられると、、、

ネットで検索すれば、後遺症に悩む方が大勢いることが分かるでしょう。
ーーーーーーーーーーーーーーー
首を鳴らすと脳卒中のリスクが高まると警告

イギリスのブルネル大学リハビリテーション研究センターのニール・オコーネル医師と
カイロプラクティックと整骨の専門家たちは、頸部（くび）を自分でポキポキ鳴らすことで
脳卒中など致命的なリスクが高まると警告しています。

音が鳴るたびに関節のズレが生じ、ズレが深刻化すると、
首の頸椎動脈の粘膜が断裂し、脳卒中につながる可能性があるというのです。
ーーーーーーーーーーーーーーー

ひがし整骨院・ここから整骨院での実例としても、

祖骨や骨盤をボキボキバキバキ鳴らして、その後に問題が生じて後遺症が残る。

そのような患者様たちが当院に来られています。（特に最近は増えてきたように思います）

「ボキッとした後は、スッキリするし動きも軽くなるのですやっています」

スッキリ感は、骨が矯正されたからではなく

周囲の筋肉のストレッチ効果によるため。

同時に、疲労物質も流されるため快感を感じるのです。

しかし、関節内部には感覚神経がありません。

痛さを感じない 快感のためにバキバキ鳴らしてしまいますが、関節の破壊（老化）が進んでいきます。

その結果が、、

手足の痺れ・脱力・麻痺

耳鳴り・頭痛・激しい肩こりに繋がってしまいます。