おはようございます(^^)/
大阪市天王寺区にある四天王寺桃谷ここから整骨院です。

「早く治したい」「なんとかこの痛みをなくしたい」

そんな強い気持ち、あなたにもありませんか？

とても前向きなことのように感じますが、実はこの「治したい気持ち」が、かえって回復を遅らせているかもしれません。

この記事では、腰痛など慢性的な症状でお悩みの方に向けて、意外な落とし穴と、心と体をラクにする考え方のヒントをご紹介します。

真面目すぎる人ほど陥りやすい“治したいのに治らない”悪循環

「早く治さなきゃ」「痛みに負けたくない」——そんな思いは、とても自然です。
ですが、強い気持ちがあるほどに、症状に意識が向きすぎてしまうこともあります。

たとえば、こんな風に感じていませんか？

• 「今日は少しマシだけど、やっぱり動くと痛い…」

• 「昨日あれをしたのが悪かったのかも」

• 「この痛みの正体を突き止めないと…」

これらはすべて、痛みや症状に注意を向け続けている状態。実はこれ、脳の働きから見ると「痛みに敏感になっている」状態でもあるのです。

人の脳は、意識を向けた対象に注意を集中させる仕組みを持っています。つまり、「痛み」に意識を集中すればするほど、その痛みが強調されるという、皮肉な結果を招くこともあるのです。

心理的ストレスが回復を妨げる

さらに、「治らない」「原因がわからない」と悩む気持ちは、心のストレスになります。このストレスが自律神経に影響を与え、筋肉の緊張を高めたり、血流を悪くしたりすることで、治癒のスピードが落ちてしまうのです。

真面目で頑張り屋な人ほど、自分を追い込んでしまいやすいもの。だからこそ、一度立ち止まって「頑張りすぎていないか？」と自分に問いかけてみてください。

治すことに執着せず、“今を楽しむ”ことが回復への近道

「腰のことを忘れていた時間」があったとしたら、それはとても良い兆候です。人は、楽しいことに集中しているとき、自然と痛みを感じにくくなります。

たとえばこんな風に過ごしてみてください。

• いつもと違う風景を見に、自然の中を散歩する

• 好きな音楽を聴きながら、軽く体を動かしてみる

• 笑える映画や動画を見て、思いっきり笑ってみる

「そんなことで治るの？」と感じるかもしれませんが、実際に脳科学でも、ポジティブな感情は痛みの感受性を下げる働きがあると証明されています。

整骨院での治療も“楽しみ”の一つに

当院では、痛みや不調をただ治すだけでなく、患者さんが「前向きに通える場所」であることを大切にしています。治療そのものが苦痛になってしまっては、回復から遠ざかってしまいます。

だからこそ、ソフトな刺激でも体に変化を感じられる治療、脳と神経にやさしくアプローチする技術、そして“安心できる対話”を通して、自然と前向きになれる時間を提供しています。

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