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大阪市天王寺区にある四天王寺桃谷ここから整骨院です。

「痛いところを治せば痛みはなくなる」そう信じていませんか？

確かにケガをした場所や不調のある部位に直接治療をするのは大切です。 しかし、実際には痛みがなかなか消えなかったり、再発を繰り返したりする方も少なくありません。

実は、痛みの原因は「身体」だけではなく「心」や「脳」とも深く関係していることが、近年の研究で明らかになってきました。

この記事では、なぜ痛い場所だけを治療しても痛みが取れないのか、その理由と当院が行っている“根本からのアプローチ”について、わかりやすくご紹介します。

「痛み」は脳が作り出している？感情と痛みの深い関係

痛みというのは、ケガや病気など「身体の異常」からだけ起こるものではありません。

実際には、「脳」が痛みを感じ取ることで初めて「痛み」として認識されます。

たとえば、同じケガをしても「痛みに敏感な人」と「そうでない人」がいますよね？

あるいは、大好きな人に軽く叩かれたときは笑って済むのに、嫌いな人に同じことをされたら腹が立つ…。

これは、痛みそのものではなく、「どう感じるか」によって苦しさが変わることを表しています。

このように、「痛みのつらさ」には、次の3つの要素が関係しています。

痛みの三要素

1. 感覚的な痛み（どこが、どのくらい痛いか）

2. 情動的な痛み（怖い、不安、つらいなど）

3. 認知的な痛み（この痛みはいつまで続くのか、治るのかなどの思考）

とくに慢性的な腰痛や肩こりでは、この「情動的・認知的な要素」が大きく影響しています。


だからこそ、「痛いところだけを治しても痛みが消えない」ことが多いのです。

現代医療が注目する「生物・心理・社会モデル」とは

かつては「痛み＝身体の異常」という【生物医学的モデル】が主流でした。

しかし近年では、【生物心理社会モデル（BPSモデル）】という考え方が広まりつつあります。

このモデルでは、以下の3つが痛みに関わるとされています：

1. 生物学的要因（筋肉や関節、神経の問題など）

2. 心理的要因（不安、ストレス、うつ状態など）

3. 社会的要因（仕事、家庭、経済状況、人間関係など）

実際に、脳の中で「痛みを感じやすくなる変化」も科学的に確認されています。


痛みを長く放置した結果、脳が“痛みを記憶する”状態になってしまうこともあります。

そのため、「原因が見つからない痛み」や「治療しても治らない痛み」に悩む方こそ、身体だけでなく心や環境にも目を向けることが大切です。

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