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大阪市天王寺区の四天王寺桃谷ここから整骨院です。

腰の調子が悪くなって病院へ行くと、必ずと言っていいほどレントゲンやMRIを撮られたり、牽引療法を勧められたりすることが多いですよね。


でも、その治療法や説明は、実は最新の研究ではもう推奨されていないことが多いのです。


この記事では、「腰痛のレントゲン撮影の真実」や「背骨の狭さが痛みの原因か？」など、腰痛治療にまつわるよくある誤解をわかりやすく解説します。


そして、正しい腰痛の知識と、あなたに合った治療選びのポイントをお伝えします。

腰痛でレントゲンを撮る意味と最新の考え方

病院で腰痛の検査をすると、まずレントゲンやMRIを撮ることが多いですよね。

背骨の骨の並びや椎間板の状態を見て、「ここが狭くなっている」「神経に当たっている」と説明されることもあります。

しかし、最新の日本や海外の腰痛診療ガイドラインや研究では、腰痛でのレントゲン検査は必要ないとされています。

特に、激しい痛みや神経症状、交通事故などの明らかな原因がある場合以外は、レントゲンはむしろ不必要であることが多いのです。

その理由は、以下の通りです。

• 背骨の狭さや変形は健康な人にもよく見られる
  
  背骨の椎間板が狭い、骨が変形しているという状態は、年齢とともに誰にでも起こる自然な変化です。
  
  痛みがある人でもない人でもレントゲンで見つかることが多く、これだけで「痛みの原因」とは言えません。

• レントゲン撮影には被ばくのリスクがある
  
  レントゲンは放射線を使うため、何度も撮るのは体に負担となります。必要な場合だけに限定することが推奨されています。

• レントゲンを撮っても治療方針が変わらないことが多い
  
  多くの腰痛は画像に映る骨の状態ではなく、筋肉や神経の過敏さ、生活習慣など複数の要因で起こっています。

つまり、レントゲンでわかる変化＝痛みの原因、とは限らないのです。

背骨の狭さが痛みの原因ではない理由

腰の骨と骨の間が狭くなっていると、「神経を圧迫している」と説明されて不安になる人が多いです。

でも、それが必ずしも痛みの原因ではありません。

研究では、以下の点がわかっています。

• 健康な人でも背骨の狭さや椎間板の変性はよく見られる。

• 狭窄があっても痛みがない人も多い。

• 痛みの強さや症状は、神経の圧迫以外にも脳の感じ方や心理的要因が大きく関わっている。

つまり、「骨が狭い＝痛みの元」と決めつけるのは誤りです。

この誤解が広まると、患者さんは不安や恐怖を感じやすくなり、症状が悪化することもあります。

牽引療法と湿布、安静指示はもう時代遅れ

病院や整骨院で腰痛治療といえば、牽引療法や湿布、さらには「とにかく安静に」と言われることがあります。

しかし、最新の医学的見解では、これらは効果が限定的か、場合によってはリスクもあるため推奨されていません。

• 牽引療法は、長期間の使用で筋力低下や関節の硬さを招く可能性がある。
  
  科学的な根拠も少なく、現在はリスクの方が大きいため使われなくなっています。

• 湿布は痛みを一時的に和らげることはあっても、根本的な治療にはならない。
  
  また、長期間の使用で皮膚トラブルが起こる場合もあります。

• 安静にしすぎると筋力が落ち、かえって痛みが続きやすくなる。
  
  適度な運動や動きを維持することが、回復のためには重要です。

だからこそ、今は「患者さん一人ひとりに合わせた適切な運動療法や神経へのアプローチ」が求められています。

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