性腰痛と慢性腰痛のちがい――ギックリ腰は自然に治る痛み、長引く腰痛は脳と神経の問題も関与

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性腰痛と慢性腰痛のちがい――ギックリ腰は自然に治る痛み、長引く腰痛は脳と神経の問題も関与 2025年10月9日

「腰痛」と一口にいっても、同じ対処が通用するわけではありません。
特に急に起こる「急性腰痛（いわゆるギックリ腰）」と、3か月以上続く「慢性腰痛」は、体の中で起きていることも、回復までの道筋も大きく違います。

本記事では、専門用語をできるだけ使わず、いま自分はどっちの腰痛かを見分けるポイント、やって良いこと・避けたいこと、整骨院での実際の支援をわかりやすく解説します。

こんな人に読んでほしい

「ギックリ腰」かも。早く楽になるコツとやってはいけないことを知りたい
3か月以上腰の痛みや重だるさが続き、不安やストレスで余計につらくなる
骨盤矯正やマッサージで変わらなかった理由と、別のアプローチを探している

急性腰痛（ギックリ腰）は“自然に治る”が基本です

結論：焦って強い治療を重ねるより、「動ける範囲で動く＋必要最小限のサポート」が回復を早めます。

1) 何が起きている？

急性腰痛は、多くが腰まわりの筋肉・筋膜の小さな損傷や関節の一時的なロックです。ビリッとした痛みや動作時の刺すような痛みが特徴。びっくりするほど痛くても、時間の経過とともに自然回復していくケースが大半です。

2) 最初の48～72時間の考え方

完全安静はNG：ベッドでじっとし続けると回復が遅れます。

→ 痛みが増えない範囲でこまめに体位変換（寝返り・立ち座り）を。
コルセットは短期間の助け：動作が怖い時のつなぎ。付けっぱなしは筋力低下の原因になるため、痛みが落ち着いたらはずす。

3) やって良いこと・避けたいこと

やって良い
- 楽に歩ける範囲の歩行、こまめな姿勢変更
- 呼吸に合わせた軽い骨盤・背中の可動（痛み0～2/10目安）
避けたい
- 痛みを我慢してのストレッチや重労働
- バキバキ系の強刺激を早期から繰り返すこと（かえって防御反応を高めることがあります）

4) 整骨院でできること（当院の方針）

ソフトな関節・筋膜調整で動作が楽になる体位を作る
痛みのスイッチを下げる神経アプローチ（過度な刺激は避ける）
再発予防のミニ動作指導：朝起き上がり方、くしゃみ・洗面動作、荷物の扱い方など生活のリアルに即したコツを一緒に確認
不安の軽減：正しい情報で何をすればよいかを明確化し、恐怖回避による悪循環を止める

ポイント：「怖さ」や「不安」が強いほど、痛みは長引きやすい。急性期ほど、“安心感”が薬になります。

慢性腰痛は腰だけの問題ではない――脳と神経の働きを整える視点

結論：3か月以上続く痛みは、脳が「危険信号」を強めに出し続けている状態（＝痛みの過敏化）が関与。身体＋こころ＋生活をまとめて整えると前進しやすいです。

1) 何が起きている？

痛み自体は脳が感じる体験です。長く続くと、腰の組織ダメージが小さくても、神経の感度が上がって痛みを強く感じることがあります。
「不安」「イライラ」「睡眠不足」「動かすことへの恐怖」「仕事や家庭での負荷」などの心理社会的ストレスが、痛みのボリュームを上げる増幅器になります。
その結果、痛み→不安→回避→筋力低下→さらに痛みというループができ、治らない気がする感覚が強まります。

2) ありがちな誤解

誤解1：「姿勢が悪いから全部痛い」

→ 姿勢は要素の1つですが決定因子ではありません。同じ姿勢でも痛くない人がいるのはそのため。
誤解2：「安静にしていれば治る」

→ 動かなさすぎは逆効果。軽い運動や日常動作の再開が痛みの“音量”を下げます。
誤解3：「マッサージや骨盤矯正でダメならもう無理」

→ 脳・神経へのアプローチや不安の調整で、体の受け取り方が変わることがあります。方法の再設計がカギです。

3) 具体的な前進のステップ

教育（ペインエデュケーション）：

痛みの仕組みを理解すると、恐怖が下がり動きやすくなります。
ソフトな徒手療法＋神経アプローチ：

その場の楽さを作り、動ける成功体験」を積み重ねる。
スモール・ムーブメント：

いきなり筋トレではなく、1～2分の“ちょこっと活動”から。歩数、呼吸、股関節の軽い運動など続けられる設定にします。
睡眠・ストレス環境の微調整：

就寝前ルーティン、画面時間、呼吸・リラックス法など実生活で続く工夫を一緒に。
価値観の確認：

「本当にやりたいこと」「できるようになりたい動き」から逆算。目標が明確だと回復の方向がそろう。

まとめ

急性腰痛は自然回復が基本である。強い治療の連発より動ける範囲で動くことが近道。
慢性腰痛は“脳と神経の過敏化”が関与する。腰だけに固執せず身体・心理・生活を統合して整えるべきである。
不安と恐怖の軽減が治療効果を押し上げる。正しい情報と安心できる対話が回復を後押しする。

最後に――当院だからできる“体感×対話×神経アプローチ”

ひがし整骨院／ここから整骨院グループは、その場での体感と長い目で見た変化の両立にこだわります。

その場で変化を実感：

ソフトな施術でも動作のしやすさや痛みの軽減を感じていただけるよう、刺激量を精密にコントロールします。
普通の整骨院とは違う設計：

脳・神経の働きにも着目。“痛みの音量”を下げるための神経アプローチやペインエデュケーションを組み合わせます。
説明と対話を重視：

一方的に治療するのではなく、不安や疑問を言語化し、納得のいくプランを一緒に作ります。
エビデンス＋価値観：

研究知見を土台にしながら、あなたの生活・目標・性格に合わせて**“続けられる方法”**に落とし込みます。
資格と人柄：

柔道整復師・鍼灸師の国家資格者に加え、施術スタッフ全員が心理カウンセラー資格を保持。親切・丁寧な対応で安心して相談できます。

「ギックリ腰を早く楽にしたい」「3か月以上の腰痛を抜け出したい」「骨盤矯正やマッサージで変わらなかった」――そんな方は、まずはお気軽にご相談ください。

東大阪市の

ひがし整骨院
八戸ノ里ここから整骨院
長瀬ここから整骨院

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それぞれの院で、体感できる変化とやさしい説明、そして脳・神経に配慮したアプローチをご用意しています。“できることから一歩ずつ”、あなたの回復プランを一緒に作りましょう。

本記事は、厚生労働省認可の国家資格
柔道整復師・東剛士が監修しています。

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私たち「ひがし整骨院／ここから整骨院グループ」では、東大阪市・大阪市を中心に、根本改善を目的とした施術を行っています。

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