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姿勢と腰痛は別問題という考え方へ|東大阪市の整骨院がやさしく解説

腰痛で悩んでいると、つい姿勢のせいにしたくなります。
猫背だから、骨盤がゆがんでいるから、昨日悪い姿勢をしてしまったから。こうした不安はよく耳にしますが、腰痛は単純に姿勢だけで決まるものではありません。
実際の現場では、姿勢が整っていても腰がつらい人もいれば、猫背でも痛みなく過ごしている人もいます。
本記事では、姿勢と腰痛の関係をわかりやすく整理し、今日から実行できるセルフケアと、整骨院で提供できるサポートを東大阪市の現場目線でお伝えします。
姿勢を責める発想から離れ、あなたの体が本来もつ回復力を引き出すヒントにしていただければ幸いです。
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姿勢が悪いと腰痛は治らないと言われて不安になっている
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レントゲンで背骨の形が気になり、動くのが怖くなっている
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何をしても腰が重だるく、もう良くならないと感じ始めている
姿勢と腰痛の関係を整理する
結論からお伝えします。姿勢が腰痛の決定打になるとは限りません。
1. 見た目の姿勢と痛みの感じ方は別の回路
姿勢は目で見える形の情報です。一方、痛みは神経や脳が統合して感じる体のメッセージです。
腰の状態だけでなく、睡眠、ストレス、運動量、気温、思い込みなどの要因が加わって痛みの強さが変化します。
つまり、猫背や反り腰がそのまま痛みの強弱に直結するわけではありません。
2. 体は同じ姿勢を続けるとつらくなる仕組み
長時間の同一姿勢は、血流の低下や筋のこわばりを招きやすいです。これは姿勢の善し悪しではなく、固定時間の長さの問題です。
良い姿勢を保ち続けても、座りっぱなしや立ちっぱなしが長くなれば、どこかに負担が偏ってつらさは出てきます。
定期的に姿勢を入れ替えることが、形を矯正するより効果的なことが多いです。
3. レントゲンやMRIの結果と日常の痛みのギャップ
画像検査は骨や関節の形の情報(骨折。脱臼)に強い一方、日常で感じる痛みの度合いは説明しきれないことがあります。
年齢とともに誰にでも見られる骨の変形が痛みの原因と限らないため、結果を重く受け取りすぎると、過度な不安や過度な安静につながって回復を遅らせることがあります。
4. 不安は痛みを増幅させる
人の神経は不安に敏感に反応します。姿勢が悪いから治らない、骨盤がゆがんでいるから一生痛い、といった思い込みは、体を守ろうとする反応を強め、筋の緊張や感受性を高めることがあります。
安心して動ける環境づくりこそ、回復の鍵になります。
5. 楽な姿勢は体が教えてくれる
無理に背すじを張り続ける必要はありません。重心を左右に移す、クッションやタオルで支点を変える、作業の高さを調整するなど、楽に感じる工夫は立派なセルフケアです。
周りの目より、自分の体感を優先して大丈夫です。
今日から実践できる腰痛セルフケアと考え方
姿勢を直すより、体の扱い方を変える。ここでは日常で実行しやすい工夫を具体的にまとめます。
1. 三つのリズムで姿勢を切り替える
座る、立つ、歩くの三つのリズムを意識して、30分内に一度は姿勢を入れ替えます。
座り仕事なら25分座る、3分立つ、2分歩く。立ち仕事なら20分立つ、3分座る、2分ひざ曲げ体操、5分歩く。
大切なのは形ではなく、入れ替える頻度です。
2. 楽な支えを作る
座面が固い、背もたれが合わないなど、環境がつらさを作ることがあります。
腰の後ろに薄いタオル、肘を預けるアームレスト、足裏が床にきちんとつくイスの高さ。
体が楽になる支えを一つずつ足していきましょう。
3. 呼吸とペースダウン
痛みを強く感じたときは、浅い呼吸になりがちです。鼻から4秒吸って、口から6秒吐くを3セット。
呼吸が整うと筋の緊張がほどけ、痛みの感じ方が少し下がりやすくなります。
4. ミニ運動を一日合計5分
難しい体操は不要です。
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骨盤まわし 右回し10回 左回し10回
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もも裏を軽く伸ばすストレッチ 各20秒
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立位でお尻に軽く力を入れて5秒キープを5回
ポイントは痛みゼロでなく、気持ちよい範囲で行うことです。
5. 痛みの記録はストーリーで
朝は楽、午後に重い、雨の日はつらい、歩いた日は意外と軽い。
このように一日の流れでメモすると、単に姿勢の問題に見えた痛みのパターンが見えてきます。
次の対策が立てやすくなります。
6. 不安が強い日は頑張りすぎない
痛みには波があります。波の高い日は、作業を小分けに、休憩を早めに、道具を軽く。波の低い日に、できる範囲の運動や家事を進めます。
引き算と足し算のバランスを取ることが、長い目で見た回復につながります。
7. 抱っこや家事のコツ
抱っこはお腹に近づけて持つ、片側ばかりで持たない、床から持ち上げるときは膝を軽く曲げる。洗濯物はカゴを台に置いて高くする。キッチン作業は片足を低い台に乗せる。
これらは姿勢の矯正ではなく、負担の分散です。
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姿勢と腰痛は単純な因果で結びつかない。痛みは神経や脳を含む全体のはたらきの結果である。
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同一姿勢の時間を短くし、姿勢を入れ替える頻度が回復に有効である。
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画像検査の所見と痛みの強さは一致しないことがある。結果に過度に縛られない視点が必要である。
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不安は痛みを増幅させる。安心して動ける工夫と小さな成功体験の積み重ねが重要である。
最後に|東大阪市のひがし整骨院・ここから整骨院グループのご案内
当院グループは、東大阪市ひがし整骨院、八戸ノ里ここから整骨院、長瀬ここから整骨院の各院で、次のようなサポートを提供しています。
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その場で変化を体感しやすい施術
痛みを無理に追いかけず、体が自ら緩む方向へ誘導するソフトな手技を用います。初回から可動域や重だるさの変化を感じ取れる方が多いのが特徴です。 -
普通の整骨院とはアプローチが違う
筋や関節だけでなく、神経や脳の働きに配慮した刺激量と順序で施術を組み立てます。安心して動ける感覚づくりを重視し、怖さやこわばりをやさしくほどきます。 -
説明と対話を丁寧に
専門用語を避け、体で起きていることをイラストや体感で共有します。レントゲンの所見や他院での説明に不安が残っている場合も、納得感を持てるまで一緒に整理します。 -
ソフトでも効果を感じやすい設計
強い刺激は原則不要です。呼吸や微細な関節の動きを引き出し、体が自ら楽になるスイッチを探します。小さな変化の積み重ねが、日常の大きな楽さにつながります。 -
エビデンスと経験、そして価値観を統合
最新の知見を土台にしながら、これまでの臨床経験と、患者さん自身の価値観を尊重して計画を作ります。押し付けではなく、納得のいく選択肢を一緒に選びます。 -
国家資格に加え心理の専門性
柔道整復師や鍼灸師といった医療国家資格に加えて、施術スタッフ全員が心理カウンセラー資格を保持しています。体と心の両面から、痛みの不安を和らげる支援が可能です。 -
来院のメリット
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姿勢を責めない方針で、今日からできる方法が必ず見つかる
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生活リズムに合わせたセルフケアと通院計画で、波の平均を引き上げる
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家事や仕事、育児の場面で使える具体的なコツがその場で分かる
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継続の負担を減らすための回数や間隔の目安を明確にし、ムダのない計画にできる
姿勢を完璧にしようと頑張り続けるより、体にやさしい扱い方を積み重ねた方が、腰はずっと楽になります。もし不安が強い、どう動けばいいか分からない、といった壁に当たっているなら、どうか一人で抱え込まずにご相談ください。東大阪市ひがし整骨院、八戸ノ里ここから整骨院、長瀬ここから整骨院が、あなたの回復のパートナーになります。
柔道整復師・東 剛士が監修しています。
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私たち「ひがし整骨院/ここから整骨院グループ」では、東大阪市・大阪市を中心に、根本改善を目的とした施術を行っています。
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