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スタッフブログ

「一生このまま」が頭をよぎる慢性腰痛 まず知ってほしいこと

「一生このまま」が頭をよぎる慢性腰痛 まず知ってほしいこと

 

腰痛が治らないでお困りの方

慢性腰痛が続くと、痛みそのものよりも、「この先ずっと治らないのでは」という不安がじわじわ心を削っていきます。

病院で検査をして「大きな異常なし」と言われても痛い。

骨盤矯正やマッサージを受けてもスッキリしない。運動した方がいいと聞くけれど、動かすのが怖い。

こうした状態が続くと、「一生このまま」が頭をよぎるのは自然なことです。

でも、まず知ってほしい大事な前提があります。

慢性腰痛は「壊れている=治らない」という単純な話ではないことが多い、ということです。

痛みの仕組みを正しく理解し、体の使い方と生活の負荷を整えていくことで、改善が期待できるケースは少なくありません。

この記事では、あきらめが出てしまう慢性腰痛に対して、まず知ってほしいこと、そして今日からできる現実的な対策をまとめます。

こんな人に読んでほしい
・痛みが3か月以上続いていて、気持ちも疲れてきた

・検査で「異常なし」でも痛みが続いて不安

・「骨盤矯正で治らなかった方」「マッサージで治らなかった方」

なぜ「一生このまま」と感じる慢性腰痛が続くのか

最初に、あきらめが出やすい慢性腰痛には、いくつか“共通の構造”があることを押さえます。

原因が一つではなく、いくつもの要素が重なって痛みが続きやすい状態になっていることが多いからです。

1 痛み=壊れている、とは限らない

痛みは「体からの危険信号」ですが、信号の強さが、そのまま“組織の傷みの大きさ”と一致しないことがあります。

たとえば、検査画像で変化があっても痛くない人もいますし、逆に「大きな異常なし」でも強い痛みが続く人もいます。

慢性腰痛では、腰そのものの状態だけでなく、筋肉のこわばり、動き方のクセ、疲労の蓄積、睡眠、ストレスなどが絡むことで、痛みの信号が過敏になりやすいのです。

ここで大事な視点はこれです。

「痛みがある=終わり」ではなく、「痛みが続く仕組みが出来上がっている」可能性がある。

仕組みなら、整え方があります。

2 “警報が鳴りやすい状態”が続く

慢性腰痛は、体がサボっているわけでも、気合が足りないわけでもありません。

例えるなら、火災報知器が敏感になって、少しの煙でも大きく鳴ってしまうような状態です。

この“鳴りやすさ”を作るものの代表が、次の3つです。

・守りすぎて固まる(動かさない、同じ姿勢が増える)

・怖さで動きが小さくなる(腰を使わない動き方が固定される)

・疲労や睡眠不足で回復力が落ちる(こわばりが抜けない)

「動くと痛い」→「動かない」→「固まって余計痛い」→「また動かない」

このループが回り始めると、本人の努力とは関係なく、痛みが長引きやすくなります。

3 “原因探し”が行き詰まると、気持ちが折れる

慢性腰痛のつらさは、痛みだけではありません。

「原因が分からない」「説明がバラバラ」「何を信じたらいいか分からない」

ここが長く続くと、気持ちが先に疲れてしまいます。

実はここに大きな盲点があります。

慢性腰痛は、「たった一つの原因を当てれば治る」というタイプではないことが多いのです。

逆に言えば、「複数の要因を整理して、優先順位をつけて整える」ほうが、現実的で成功しやすいということでもあります。

4 見落としやすい“腰以外”の要因

腰が痛いと、腰だけに目が向きます。

ですが、腰痛が長引く人ほど、腰以外の影響が混じっていることがよくあります。

・股関節の硬さ、足首の硬さ

・お腹や背中の支え(体幹)がうまく働かない

・呼吸が浅く、体が常に緊張している

・座り方、立ち方、荷物の持ち方のクセ

・肩こりや首こりが強く、背中全体が固い

・産後の骨盤周りの筋力低下や、抱っこ姿勢の固定

「腰を揉む」「骨盤だけ整える」だけでスッキリしないのは、腰以外の要因が残っているから、ということがよく起こります。

5 ただし、見逃してはいけない“赤旗”もある

ここまで「慢性腰痛は仕組みで改善が期待できる」話をしましたが、例外もあります。

次のような症状がある場合は、まず医療機関での確認が優先です。

・じっとしていても強い痛みが増える、夜間痛が強い

・発熱、原因不明の体重減少がある

・転倒や事故など明確な外傷の後から強い痛みが続く

・排尿や排便の異常、会陰部のしびれ

・足の力が急に入りにくい、麻痺が進む

・がん、感染症、骨粗鬆症などの既往があり急に悪化した

こうしたケースを除外した上で、慢性腰痛は「整える方向性」が見えてきます。

まず知ってほしいこと、そして“今日からできる”改善の道筋

ここからが本題です。

「一生このまま」を減らすために、まず知ってほしいことを3つにまとめます。その上で、具体的に何をすればいいかを整理します。

まず知ってほしいこと1 あなたの痛みは“敵”ではなく“守りの反応”かもしれない

慢性腰痛では、痛みが「壊れた部位のサイン」だけでなく、「守るための反応」になっていることがあります。

だからこそ、強引にねじ伏せるより、守りすぎの状態をほどき、体が安心して動ける条件を作っていくことが大切です。

やりがちな落とし穴は2つです。

・痛いところだけを追いかけ続ける(結果、全体が変わらない)

・一発で治る方法を探し続ける(できない自分がつらくなる)

慢性腰痛は、「原因の当てもの」より「改善の設計」が重要です。

まず知ってほしいこと2 改善は“痛みゼロ”より先に「不安が減る」から始まる

慢性腰痛で大事な変化は、最初から劇的に痛みが消えることではなく、

・痛みの波が小さくなる

・怖さが減って動ける範囲が増える

・戻っても立て直せる

こうした“安心の回復”です。

ここを飛ばして「痛みゼロだけ」を狙うと、少しの痛みで一気に不安が戻り、また固まりやすくなります。

「不安が減る=脳が危険信号を出しにくくなる」

この順番が、慢性腰痛ではとても大事です。

まず知ってほしいこと3 “合わないケア”を減らすだけでも前進になる

「骨盤矯正で治らなかった方」「マッサージで治らなかった方」は、努力が足りないのではありません。

単に、あなたの腰痛の構造に対して、当てどころが違っていた可能性があります。

慢性腰痛のケアは、ざっくり言うと次の3点セットが必要です。

・体の状態を整理する(どこが硬い、どこが働いていない)

・動きを作り直す(腰に負担を集めない)

・生活の負荷を調整する(回復を邪魔する要因を減らす)

この3つが揃うと、整体や施術の効果も「その場限り」から抜けやすくなります。

ここから実践 慢性腰痛の人がまず取り組む優先順位

いきなり筋トレを頑張るより、順番が大事です。ここでは“現場で続けやすい順番”にします。

1 まずは「悪化スイッチ」を知る(自己チェック)

次のうち当てはまるものが多いほど、腰が警戒モードになりやすいです。

・座りっぱなしが長い(1時間以上ほぼ動かない)

・寝不足が続いている

・朝から腰が固い

・呼吸が浅い、ため息が多い

・痛みが怖くて動きが小さくなっている

・仕事や家事で休めない

・運動は「やるかゼロか」で波が大きい

当てはまる項目は「改善ポイント」です。責める材料ではありません。

2 “軽い動き”で警報を落ち着かせる(毎日1〜3分)

慢性腰痛は、「運動不足」より「動きが偏っている」ことが問題になりやすいです。

おすすめは、痛みを増やさない範囲で、短く回数を増やすことです。

例(痛みが増えない範囲で)

・1時間に1回、立って深呼吸3回+軽く背伸び

・骨盤を前後にゆっくり10回(痛みが出ない範囲)

・股関節を開く動きを左右10回

・ゆっくり歩く5分(できる日は10分)

ポイントは「頑張らない」ことです。頑張ると続きません。続くと変わります。

3 座り方・立ち方を“腰だけ”にしない

腰痛の方は、腰を守ろうとして、逆に腰だけに負担が集まる姿勢になりがちです。

合言葉は「腰を動かさない」ではなく「腰だけでやらない」です。

・座る:骨盤を立てようと力むより、足裏を床につけ、背中を伸ばすより“呼吸がしやすい位置”へ

・立つ:腰を反らすより、みぞおちの下(肋骨まわり)を固めすぎない

・物を持つ:腰を丸めないより、股関節と膝を一緒に使う

これだけでも、日常の腰の負担が下がり、波が小さくなりやすいです。

4 「戻った時の対処」を決めておく(再発ではなく“波”)

慢性腰痛は、良い日と悪い日があるのが普通です。

戻った時に焦って、強く揉む、無理に伸ばす、急に運動を増やす、をやると波が大きくなりがちです。

戻った日のルール例

・強いストレッチはしない

・温めるか軽く歩く(2〜5分)

・呼吸を深くして体の緊張を落とす

・できたら早めに寝る

・翌日は“半分メニュー”にする

「戻った=失敗」ではなく、「波に対処できた=前進」です。

5 産後の骨盤が気になる人へ(大事な視点)

産後の骨盤そのものが“悪者”というより、抱っこ・授乳・睡眠不足など、回復を邪魔する負荷が重なりやすいことがポイントです。

この場合は、骨盤だけをどうこうするより、

・体幹(お腹・お尻)が働く条件づくり

・背中と股関節の硬さをほどく

・短時間でも回復を入れる

ここを優先した方が、結果として腰が楽になりやすいです。

当院の考え方 慢性腰痛は「説明」と「再現性」が重要

慢性腰痛の方がいちばん不安になるのは、

「結局、何が原因で、何をすればいいのかが分からない」

ここです。

だからこそ、私たちは次の順番を大切にします。

1 状態の整理(どこが硬い、どこが働いていない、どんな動きで負担が増えるか)

2 納得できる説明(難しい言葉ではなく、今の状態を分かる言葉で)

3 施術で変化を体感(やさしい刺激でも変化が出るポイントを探す)

4 日常で再現できる形に落とし込む(1〜3分でできる内容から)

整体のような施術は「きっかけ」になります。

でも、慢性腰痛を「一生このまま」から外すには、体の使い方と生活の負荷をセットで整えることが近道です。

まとめ
・「一生このまま」と感じるのは自然な反応

・慢性腰痛は、壊れているだけでなく“警報が鳴りやすい状態”が続いていることがある

・原因当てより、改善の設計(体の状態、動き、生活負荷の整理)が大切

慢性腰痛で長く悩んでいる方ほど、「何をすればいいかが分かった」「不安が減った」と感じられる説明と、体が変わるきっかけが大切です。

「骨盤矯正で治らなかった方」「マッサージで治らなかった方」も、構造を整理して、順番を変えることで前に進めるケースは少なくありません。

整体・肩こり・腰痛・産後など、体の不調は一つの要因だけで決まらないことが多いからこそ、今の状態に合わせて道筋を一緒に作っていきます。

東大阪市

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本記事は、厚生労働省認可の国家資格
柔道整復師・東 剛士が監修しています。

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